2人の恩師

村上眞知子

2010年03月12日 23:31

夜、産業カウンセラー協会の勉強会から戻ったら留守電が3件も。ナンバーを見たら東京の恩師から。遅かったけど、ギリギリ大丈夫かな、と思って掛けてみた。

2年ぶりに聴く声。もう80歳を越えていらっしゃるけど、今でもいろんな心理学会の会合に出掛けられていうとのこと。お元気そうで良かった!

今の私があるのも、この恩師のおかげ。
思えば16年前に初めて人間性心理学会で発表したときに、コメンテイターをしてくださったのが出会い。発表の前日、偶然にも前の席に座っていらっしゃったのが、その恩師。
「ついに出たー、と思いましたよ。明日の発表を楽しみにしていますよ」
胎児期の記憶など、当時の心理学会では受け入れられそうにないことを発表するので、ちょっとドキドキだった私は、この言葉にどれだけ救われたことか。
先生は、学生時代から心理学の本で名前を知っていた著名な方だった。

あれから、心理学会の折に会ってお話をしたり論文を見ていただいたり電話でご相談をしたり・・・ いつも専門的な見地から的確な助言をしてくださった。

その先生を紹介してくださったのは、九州大学でお世話になった恩師だった。「あの先生
だったらあなたのことを分かってくださると思うよ」と言って。

2人の大先生を恩師と思える私は、本当に恵まれていますよね。先生方、ありがとうございます! 

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